アイポス編集部

特集 / 記事

特集:「衆議院議員総選挙2017」~総選挙、きょう公示。主役は私たち国民です~

IPOS matome

第48回衆議院総選挙は、10日公示され、22日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入りました。 小選挙区の区割り見直しで、総定数は10減の465議席。小選挙区で6減の289議席、比例代表で4減の176議席を選ぶことになります。 立候補者は、現時点で約1,200人。 「自民党・公明党」、「希望の党・日本維新の会」、「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が争う構図となっています。 Embed from Getty Images   9月28日に衆議院が解散されてから、約2週間。 衆院解散に対して「大義がない」と批判が広がったのがはるか昔のようです。 最大野党であった民進党が事実上解党。民進党の立候補予定者の多くが小池新党「希望の党」に合流する中、枝野幸男氏が民進党リベラル勢力を率いて新党「立憲民主党」を立ち上げました。解散時と公示日で各党の勢力図は、一変したのです。 「消費税の増税」と「憲法改正」、「原発政策」 これら3点をめぐって各党は主張の違いを鮮明にしています。 しかしながら、これら以外にも多くの問題が山積しています。 これまで「IPOS」でも取り上げてきましたが、「安全保障」…

記事

特集「衆議院議員総選挙2017」~現政権の問題点~

IPOS トップ画 現政権

<森友・加計学園問題> 「森友学園」の国有地売却問題と「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる安倍政権の強引な政治姿勢。今回の総選挙が「疑惑隠し解散」「大義なき解散」と批判される所以です。  安倍首相は、7月下旬に開かれた衆参予算委員会の閉会中審査において、「国民から疑念の目を向けられるのはもっとも」「丁寧に説明を重ねる努力を続けたい」とお詫びの言葉を口にしました。 しかし、共同通信社が9月下旬にかけて実施した世論調査では、約8割の国民が政府の説明に「納得できない」と回答しています。 Embed from Getty Images 「森友学園」の籠池泰典前理事長と「加計学園」の加計孝太郎理事長。安倍首相に近い民間人のために政治家や官僚らが立ち回り、 両学園に便宜が図られたのではないか。そうした国民の疑いは晴らされていません。    国民の疑惑に答えられない政府答弁、そして官邸からの圧力を示す文科省メモについては「記録も記憶もない」の乱発。結局、籠池夫妻が逮捕されたという事実以外、何も明らかになることはなく、むしろ疑惑が深まる中での突然の解散劇で今に至っています。    安倍首相は、「私か…

特集

特集:「衆議院議員選挙2017」~若者を取り巻く社会の現状と課題~

IPOS kondo

<ブラック企業問題> 2013年の流行語大賞トップ10入りした「アベノミクス」や「特定秘密保護法」。時を同じくして受賞したのが「ブラック企業」でした。最近では頻繁に耳にするようにもなった「ブラック企業」。その実態と現状はどうなっているのでしょうか。 Embed from Getty Images ■そもそもブラック企業とは? 長時間労働や残業代の未払い、劣悪な労働環境、社員の使い捨て、パワハラやセクハラ…。様々な問題がありますが、実は「ブラック企業」に関するはっきりとした定義は定められていません。厚生労働省は、あくまで「ブラック企業」の一般的な特徴として、以下のようなものを挙げています。 ・労働者に極端な長時間労働やノルマを課す ・ 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い ・このような条件下で労働者に対し過度の選別を行う ■増加するブラック企業? 「ブラック企業」の実態を知る上で、ひとつの物差しとなるのが過労死・過労自殺です。「ブラック企業」が流行語に選ばれ、世間の注目を集めてはや4年。しかし、今なお日本には長時間労働がはびこって…

特集

特集:「衆議院議員選挙2017」~安倍政権のこれからの政策~

IPOS これから トップ

<安全保障> 安倍首相が北朝鮮問題を解散の理由としたことに対し、「北朝鮮危機を政治利用している」「『森友・加計』問題隠しの後付け大義」などと批判の声が上がっています。確かに有権者の動揺をうけ、北朝鮮との対決姿勢をアピールして支持に繋げたいといった思惑があるのかもしれません。しかし、安倍首相の北朝鮮に対する方針が180度転換した今、私たちは「アメリカと一緒になって力任せに押し続ける道」が日本にとって正しいのかどうか真剣に考えなければならないと思うのです。  ■アメリカによる北朝鮮への武力行使を容認した日本?   安倍首相は、今回の解散を「国難突破解散」と名づけ、北朝鮮の脅威への対応の信を問 うと表明しました。北朝鮮への対応について、安倍首相は、9月21日の国連総会での演説で「必要なのは対話ではなく圧力だ」と強調し、「すべての選択肢を持つというアメリカを支持する」と発言しています。当のアメリカはというと、トランプ大統領が「北朝鮮の完全破壊」、マティス国防長官が「韓国に被害を与えない形の武力行使ができる」と述べるなど軍事力の行使が現実味を帯びています。日本がアメリカのすべての選択肢を支持する…

特集 / 記事

特集:「衆議院議員選挙2017」~安倍政権のこれまでの政策~

これまでの政策

<アベノミクス> 私たちにとって一番の関心事項ともいえる経済。安倍首相は、第二次安倍内閣の経済政策として「アベノミクス」を打ち出し、2014年12月には「アベノミクス解散」と称して衆議院を解散しました。結果的に、与党は衆院3分の2議席を超える325議席を獲得。安倍首相は、今回の解散に当たって「アベノミクス」の成果を以下のように強調し、総選挙において「アベノミクス」の継続の是非を問う考えです。 ・アベノミクス「3本の矢」を放つことで、日本経済の停滞を打破し、マイナスからプラス成長へと大きく転換することができました。 ・今、日本経済は11年ぶりとなる、6四半期連続のプラス成長。内需主導の力強い経済成長が実現し ています。雇用は200万人近く増加し、この春、大学を卒業した皆さんの就職率は過去最高です。 しかし、日本世論調査会が9月23日~24日に実施した世論調査では、「アベノミクス」に期待しない人が56%に上り、期待するとした41%を上回るなど評価されているとは言い難いのが現状です。安倍首相の言葉を真に受けると日本の経済は順調に成長を続け、私たちの暮らしも豊かになっているような気がします。し…

記事

特集:「衆議院議員選挙2017」~未来を選択するのは私たち~(予告)

yokoku

10月10日公示 ― 10月22日投開票 9月28日、安倍首相は臨時国会の冒頭に、衆議院の解散・総選挙に踏み切りました。第48回となる今回の衆議院議員総選挙は、10月10日公示―10月22日投開票となります。解散日から投開票日までの日数は、“25日間”。現憲法下の衆院選のうち、“25日間”は4番目に短い日数になります。 Embed from Getty Images 10月10日の公示に向け、民進党の希望の党への合流、新党「立憲民主党」の旗揚げなど目まぐるしく政局が変化しています。また、各党は「何を争点にするか」をめぐって慌ただしく動いています。 自民党内では、2019年10月に予定される消費税8%→10%への増税分の使い道を、「国の借金の返済」から変更し「子育て支援」や「教育の無償化」の財源に充てることを公約に検討しています。これに対して野党は、「争点隠し」だと批判…各党が総選挙で勝つために自分たちに有利な争点を設定しようとしています。 Embed from Getty Images 今回の総選挙は、各方面から「大義がない」などと批判されており、自民党が勝つための戦略的な意味合いが強…

記事

今の社会に疑問を感じている人へ(IPOSメンバー募集中)

記事要約 ○20歳代から30歳代の人たちで、自分の過去を振り返ったり、現状を見つめ直したり、将来について考えてみたりする人は多いと思います。もし、あなたが現状に不満を感じたり、将来に対してぼんやりと不安を抱いていたり、「人や社会のために何か行動したい」と思うことがあれば、何が問題でどうすれば解決できるのか一緒に考えて行動を起こしませんか?  ○現状は黙っていても決してよくなりません。特に現在の20〜30歳代の人にとっては、今後の社会はより厳しいものになります。現状を変えるには、“何か”意味のある行動を起こさなければならないのです。IPOSは、その“何か”をみんなで探し、行動のための第一歩を踏み出すための場所です。 ↓本文を読む

記事

「特別の教科 道徳」(後編)

board-2584719_1280

 前回、小・中学校の教員が平日、睡眠時間を削って平均12時間以上も働いていること、そして、「道徳の教科化」について、小・中学校教員ともに約80%が否定的に見ていることが分かりました。そのような状況の中、国は、なぜ今、道徳の教科化を推し進めるのでしょうか? 理由の一つに、“いじめ問題”があります。文部科学省は道徳の教科化を機に「考える道徳へと転換させる」としていますが、子供たちの道徳心の欠如が“いじめ問題”の本質的な原因なのでしょうか?本来、多忙を極める教員が、もっと生徒たち一人ひとりと向き合う時間を確保できるような環境を整えることが先なのではないでしょうか。 道徳の教科化を推し進める背景に、教育基本法が第1次安倍政権の2006年に改正され、公共の精神や国、郷土を愛する態度の育成が強調されたことが挙げられるでしょう。道徳の教科化により国による教育統制や価値観統制が強まるのではないかと懸念されています。 ■道徳に「教科書」を導入 道徳の教科化に伴い、文部科学大臣の検定に合格した「教科書」が授業に導入されることになります。それでは、「教科書」とはそもそも何なのでしょうか? 日本では、国が教育…

記事

「特別の教科 道徳」~平成30年4月からスタート

board-2584719_1280

「特別の教科 道徳」 道徳は、1958年に教科外活動の一つとして特設され、来年(2018年)に60年の節目を迎えます。その節目となる2018年度、いよいよ小学校で、道徳は「特別の教科」として教えられることになります。さらに、中学校でも、翌2019年度に教科化されます。 「道徳」が「特別の教科」になると “教科書”と“評価” が導入されることになります。 *「特別の教科 道徳」は、他の教科のような5段階などの評価ではなく、記述式の評価が行われます。入試に評価は利用されず、調査書にも評価は記載されません。また、「道徳科」を教えるのは、免許を持つ専門の教員ではなく、これまで通り学級担任の教員になります。このように他の教科とは異なる枠組みの教科であるため、「特別の」がつく教科となっています。 全国の小中学校では、道徳の教科化に向けて着々と準備が進められています。 しかし、そんな中、先日、とある学校で教員として勤めている友人が 「道徳の教科化…こんな忙しいのに教科が増えるなんて…」 と、ポツりと呟きました。 多忙なイメージがある教員、勤務実態はどのようになっているのでしょうか。また、教員は、道徳…

コラム / 記事

「こんな人たち」ってどんな人たち?

S_6369011423497

都議選最終日、安倍首相は秋葉原の街頭で、自らを批判する人たちに向けて、こう叫んだ。    「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」  安倍政権は、特定秘密保護法や安保法制、「共謀罪」法を強行採決。それでいて、森友・加計学園問題について説明責任を果たそうとしていない。こういった状況で、国民が安倍政権を信頼するわけがない。安倍首相が都議選の応援演説を始めると、「安倍はやめろ」のコールが湧き上がった。そのコールに対して、多様な意見に耳を傾けるべき立場の首相が、「こんな人たち」と表現し、国民を「敵」と「味方」に二分するような発言を行ったのである。国民の怒りの声に対して真摯に耳を傾けようとせず、「こんな人たち」と吐き捨ててきた結果、都議選での自民党大敗、内閣支持率の急落に結びついたのではないだろうか。 ■「こんな人たち」ってどんな人たち? 安倍首相の言う「こんな人たち」とは、一体、どんな人たちなのか? 7月9日、全国各地で「安倍政権に退陣を求める緊急デモ」が開催され、国民による怒りの声が上がった。福岡においても、準備期間が1週間しかなかったにも関わらず、約200人が集まり、「安倍…

Twitter

Facebook

LINE@

友だち追加数