アイポス編集部

記事

―平成29年7月九州北部豪雨―

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―平成29年7月九州北部豪雨  7月5日から6日にわたって福岡県と大分県を中心とする九州北部を襲った集中豪雨。8月1日現在、九州北部豪雨で亡くなった方は、福岡県で33人、大分県で3人になりました。また、現在でも福岡県では6人の行方が分かっていません。一日でも早い復興のため、地域住民の方々やボランティアたちが復旧作業を進めています。しかし、流れ出た大量の流木の処理や雨により一度かき出した土砂が再び家屋に流れ込む事態が起こるなど全面復旧の時期も見通せない状況が続いています。最も大きな被害を受けた福岡県朝倉市では、今も約580人が避難所での生活を余儀なくされており、台風の季節が迫る中、不安な日々を過ごしています。 ―復旧の課題  九州北部豪雨の被災地では、災害ボランティアセンターが設置されるなど、ボランティアの受け入れが行われています。アイポス事務局も災害ボランティアとして、7月23日、福岡県朝倉市杷木に赴きました。杷木に到着すると、道路の脇には家屋からかき出された土砂や流木が大量に積み上げられており、改めて豪雨被害の大きさを実感。そこで、他のボランティアの方と共同で被害を受けた家屋の土砂の…

特集 / 記事

―安倍政権に退陣を求める緊急デモ福岡-(レポート)

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安倍さん。「こんな人たちの声」聞こえてますか? ―安倍政権に退陣を求める緊急デモ福岡- 「安倍はやめろ!」「国民なめんな」 福岡市内の繁華街に市民の怒りの声が響いた。デモが行われたのは7月9日、日曜日の夕方。翌日は朝から学校や仕事という人も多かっただろう。しかし、安倍政権退陣を求めるデモには高校生と思われる若者から年配者まで多くの人が集まり、福岡市中心部の街中は熱気に包まれた。 特定秘密保護法、安保法制、共謀罪の強行採決、森友学園、加計学園問題と果たされぬ説明責任、閣僚・自民党議員の相次ぐ問題発言と不祥事、不誠実な対応…。 本当に国民を“なめている”としか言いようがない。 自民党が大敗した東京都議選。その選挙戦で「傲る自民党」と「市民の怒り」を象徴する出来事が起きた。「安倍やめろ!」コールである。安倍首相が演説を始めた時に一際そのコールは大きくなり、「安倍やめろ」と書かれた横断幕が掲げられた。安倍首相は声を上げる市民に対して「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」と叫び、最後まで耳を傾けることはなかった。安倍政権は、自分たちの都合の悪い主張をする市民を「こんな人たち」呼…

インタビュー / 記事

同世代に聞く若者によるムーブメントと、活動を続けていく道(民青福岡県委員長・山野遼大さん)

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 私たち「IPOS」は安保法案に反対するために立ち上がった若者たちがどのように政治に関わり、行動を起こすに至ったのかに焦点を当て、福岡の若者団体「FYM」(Fukuoka Youth Movement)のメンバーにインタビューを行いました。当時のムーブメントを起こした本人たちの声を聞き、そして、それを支えた周囲の大人たちの視点として出水薫教授(九州大学法学部)と後藤富和弁護士(大橋法律事務所)にインタビューに応えていただきました。  今回は、同じ若い世代でムーブメント以前から活動してきた民青福岡県委員長の山野遼大さんに、「当時のムーブメントをどういった視点で見ていたのか」、そして「どのような思いで活動を続けてきたのか」についてインタビューに応えていただきました。山野さんは、ムーブメント当時は「悔しさ」みたいなものを抱えつつも、「立憲主義」の危機を前にして共に声を上げられたことに感動したと言います。  安保法が成立して2年経とうとしている今、「共謀罪」法が強行採決され、今月11日に施行されてしまいました。山野さんのお話は「政治の中で生きている感覚」を持ち、「僕らを取り巻く制度を自分たちで…

インタビュー / 特集 / 記事

大人世代の視点から見た若者によるムーブメント(後藤富和弁護士)

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―2015年7月、今の政治や社会の在り方に疑問を持った福岡の若者たちが結成したFYM(Fukuoka YouthMovement)が今年3月をもって解散しました。今回は、彼ら彼女らの起こしたムーブメントについてこれまで長く運動に携わっている後藤弁護士ならではの視点でお話を聞きたいと思って伺いました。 後藤弁護士:大人世代から見ると若い世代が頑張っている姿が励みになりますし、応援したくなります。大学生たちから多少、無茶な…普通だったら難しいと思える提案があったとしても何とか実現させてあげたいという思いになります。 ―後藤弁護士の大学時代もそういった大学生ならではな無茶な活動をした経験はありますか? 後藤弁護士:学生時代に政治的な活動をしていたわけではないのですが、有機農業などの環境問題を扱うサークルを運営していました。今から考えればかなり無茶な動きをしていたのですが、周囲の大人たちは本当に僕らの無茶によく答えてくれていました。 ―畑を借りて活動されていらっしゃったとか 後藤弁護士:そうそう。講演会で知り合いになった大学の先生のところに相談したら、協力してもらえるお医者さんを紹介されて。と…

インタビュー / 特集

若者が起こしたムーブメントとは一体何だったのか~出水薫教授(九州大学法学部教授)

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「若者は政治を変えるのか」、私たち「IPOS」は安保法案に反対するために立ち上がった若者たちがどのように政治に関わり、行動を起こすに至ったのかに焦点を当て、福岡の若者団体「FYM」(Fukuoka Youth Movement)のメンバーにインタビューを行いました。インタビューの中で私たちは彼ら彼女らが政治に興味を持つ、あるいは行動を起こすきっかけを与えた“環境”に着目し、中でも彼ら彼女らが行動を起こすためのエネルギーが醸成された場として大学のゼミが大きな存在であったのではという思いに至りました。そこで、2017年4月25日、FYMのメンバーが所属していたゼミの担当教員である出水薫教授(九州大学法学部)に「IPOS」のインタビューに応えていただきました。  若者が起こしたムーブメントとは一体何だったのか、出水教授は当時の運動について冷静に分析しつつ、大学教員として「FYMのメンバーにはこれからFYMとして声を上げたことをどのように背負っていくのか誠実に向き合ってほしい」と言います。社会の動向が目まぐるしく変わる今、彼ら彼女らの行動を目にして心を揺さぶられた私たちも改めて当時のムーブメン…

インタビュー

若者は政治を変えるのか~T君(元FYM最年少参加者)インタビュー全文~

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本記事は 若者は政治を変えるのか  の関連記事です。こちらと合わせてお読みください。 Q:きっかけを教えてください 三国志とか、歴史関係の本を読んで社会に興味がでた。高校で世界史を勉強してさらに好きに。特に樺太千島交換条約を学んで、北方領土などの領土問題に興味を持ち、なぜ中国やロシアも自国の領土と言い出すのかと思ったら、ガスや資源などの要素があると知り深く学んでみたいと思った。 また、実家が玄海原発5キロ圏内にあり、原発の問題について日頃から両親と話す機会があった。父はどちらかというと賛成で、母は反対の立場。福島の原発事故以降、政治に関心を持つようになった。 Q:原発の問題以外にも家庭で政治の話をする機会はありましたか たまにアメリカの話をする。日本はアメリカの言いなりほどではないけど、依存していることを父に話したりとか。その辺は自分なりに勉強した。それで、洗脳されているなと思った。 戦争が必要か必要じゃないかといったら、当然必要じゃないが、歴史を見ると、ある程度必然的に起きるものかもしれないと思った。自衛のための戦争というのは起きる。今の政権の動きを見ていると、どんどんブレーキが外れ…

インタビュー / 記事

若者は政治を変えるのか~崔春海さん(元FYM)インタビュー全文~

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本記事は 若者は政治を変えるのか  の関連記事です。こちらと合わせてお読みください。 Q:そもそも政治や社会問題に興味を持ったきっかけを教えてください 崔:僕は“崔”という名前のとおり在日コリアンの関係で「政治」というものが身近にありました。僕はたまたま日本国籍ですけど。僕が高校を卒業して以降、父は政治の話を結構してくる感じで、家にも政治や社会問題に関する本が結構ありました。なので、僕は自然と政治について興味を持つようになりましたね。 Q:僕の家庭では全然、政治の話とかしないんですよ。テレビもバラエティ番組しか観てないですし。だから、どのように政治について話し合うのか分からないです。 崔:例えば、テレビでニュースが流れると父が「これはこういうことだよ」と解説してくる感じです。でも、最近は父に「こういうことだよ」と言われて、僕が「違うよ。こういうことだよ」と言い返して揉めたりすることもあります(笑) Q:つまり、政治について何かきっかけがあって興味を持ったというよりは物心ついた時から自然と? 崔:う~ん、物心ついた時からというか。父はミリタリー関係が好きで、プラモデルとか家にあって。そう…

インタビュー

若者は政治を変えるのか~熊川果穂さん(元FYM)インタビュー全文

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本記事は 若者は政治を変えるのか  の関連記事です。こちらと合わせてお読みください。 Q: きっかけを教えてください   熊川:大学のゼミです。そこで田村先生に出会ったことと、うちの家自体がリベラルな家だったことも影響しているかなと思います。父親は教員で同和教育や、長崎の教員組合の平和学習ツアーに一緒に参加したりとか。歴史に 偏見を持たずに見るという目はそういう中で養われたのでは。 Q :家庭の中で政治の話をするというのはどういう感覚なのでしょうか。ニュースを見ながらお父さんが解説して くれたりとか? 熊川: します。うちの父親は NHK のニュースが大好きで、時事ニュースや政治の話をよくしてくれました。母親はニュースを見てどうこう言うという感じではないけど、本をたくさん読んでいて、哲学書等をもとに「生きると は何か」をよく話したりしていました。   Q: 家にたくさん本があって、それを読んでいたりとか?   熊川: そうですね。哲学書とか、小説以外の本もありました。新書とか。今思えば、大学の授業ででてきた本が実はうちにあって、それに気づいたりとか(笑)。きっかけとしては大学のゼミもあ…

インタビュー / 特集

若者は政治を変えるのか

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福岡市中心部の繁華街でデモ行進を行う若者達。そこには、普段の福岡の街とはあきらかに違う景色がありました。老若男女、多くの人が足を止めてその行動に目を向ける。「何を訴えているのだろう?」「必死になっても何も変わらないのでは?」「思いは同じ、頑張ってほしい」 人それぞれ感じ方は違うでしょう。しかし、何かを感じたのは確かです。 当時、SEALDsをはじめ、全国各地で安保法制(法案)に反対する若者団体が結成される中、福岡ではFYM(Fukuoka Youth Movement)が発足し、デモや討論会など様々な取り組みを行ってきました。しかし、彼らの思いとは裏腹に、安保法制が成立。法成立後も、「安保法廃止」を掲げて活動してきましたが、昨年8月にはSEADLsが解散、FYMも、会を解散して活動に区切りを付けようとしています。 若者は政治に無関心とされる中、彼らはどのように政治に関わり、行動するに至ったのでしょうか。今回私たちは、FYMで活動してきたメンバー3人にインタビューを試みました。

ニュース

【ニュースピックアップ】これまでも「ゴルフ外交」はあった?

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■【日米首脳会談】安倍首相、訪問先の米国でトランプ大統領とゴルフに興じる  安倍首相は訪問先の米国において現地時間11日(土)、ドナルド・トランプ米大統領と共にゴルフをプレーした。午前中には「トランプナショナル・ゴルフクラブ・ジュピター」でアーニー・エルス(南アフリカ出身のプロゴルファー)も参加して18ホールをラウンド後、午後は大統領専用車で30分ほど移動して「トランプインターナショナル・ゴルフクラブ・ウエストパームビーチ」を9ホール回った。安倍首相は大統領選後、トランプ大統領にゴルフクラブ(フルオーダー品で価格は約50万円らしい!)をプレゼントしており、トランプ大統領は今回「一緒に昼食を取るよりゴルフコースを回った方が相手をよく分かるようになる」と自慢のコースに誘ったんだそう。 ■これまでも「ゴルフ外交」はあった? 安倍首相によるオバマ前大統領との「ゴルフ外交」・・・?  2013年2月、安倍首相とオバマ前米大統領が日米首脳会談を行った際の「ゴルフ外交」?エピソードを紹介。  2013年の「朝日新聞」の報道によれば、22日昼、米国ホワイトハウスで外交・安保問題を議論する会議を終えた後…

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