<原発再稼動>

2011年3月11日の東日本大震災と原発事故。あれから6年と半年が経過しましたが、未だに事故の原因究明はできていません。原発事故で故郷を追われ、避難生活を余儀なくされている人たちは“8万7千人”(8月29日現在、復興庁)。

安倍政権は、2014年4月に閣議決定したエネルギー基本計画で原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、原子力規制委員会の規制基準に適合した原発の再稼働を進めるとの方針を打ち出しました。将来的にも原発を活用する路線を固めています。原発事故以来、国内の原発はすべて運転が止まりましたが、 2015年8月11日には鹿児島県薩摩川内市の川内原発1号機が再稼動、現在は全国で計5基の原発が再稼動しています。

来年1月には玄海原発3号機、3月には4号機が再稼動されるようです。玄海原発30キロ圏内には福岡県糸島市が含まれ、50キロ圏内には福岡市早良区、城南区、中央区の一部が含まれます。

“福島第1原発事故では30~50キロ離れた福島県飯舘村にも大量の放射性物質が飛び散り全村避難を余儀なくされ、今も村民6100人が避難生活を続ける。福岡県糸島市の西側は原発から30キロ圏のUPZ(緊急防護措置区域)に入り、約1万5000人が生活。50キロ圏まで広げると福岡市の西側がすっぽりと入る”(毎日新聞2017年3月8日西部夕刊)IPOS 原発
安倍首相は「原子力 規制委員会が安全と判断したから運転を再開する」と主張していますが、原子力規制委員会は「安全かどうか審査しているわけではない」と主張しています。責任の所在はどこにあるのでしょうか。

-重大事故が起これば直接わたしたちの生活が脅かされます。住民の安全を優先するか、目先の経済を優先するかが問われています-

玄海原発と福岡市の地理的関係 

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アイポス編集部
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