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「失われたX年」と「経済成長」という物語

失われた20年    現在、マス・メディアや学術界の一部で、「失われた20年」という言葉を耳にすることがある。下に示した図1が示すとおり、日本は、敗戦直後の混乱期を経て、1955年ごろから経済が軌道に乗り始め、ここから世界でも類を見ない奇跡的な経済成長を成し遂げる。そこから1973年の第一次オイルショックによって経済成長率が鈍化するまでの期間は、一般に「高度経済成長期」と呼ばれる。この間に世界の先進諸国も、程度の違いはあれ、全体的に経済規模が拡大しているのだが、第一次オイルショック以降、世界は苦境に陥る。しかし、日本はいち早くそこから脱却し、不況にあえぐ先進諸国を尻目にゆるやかな成長を遂げていく。     出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4400.html   政治の分野では、1955年に自由党と日本民主党の保守合同により自由民主党が結党される。安定的に続く経済成長と完全雇用状態を基盤とし、経団連や農協などの組織票に支えられながら、自民党は一等優位体制を築いていく。いわゆる、「55年体制」と呼ばれるものだ。  …

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